内覧について

初めにコンタクトを取った不動産会社――仮にA社とします。――の担当の方と、いくつか物件を見に行きました。

 

物件を見に行く前にA社を訪ね、見に行く物件を資料で紹介していただきました。一生懸命、私の希望に合う物件を探していただいたのは有難かったのですが、紹介していただく物件が、どうも自分のフィーリングに合わなかったのです。住みたい!と思えないなぁ……という感じで。実際に物件を見ていないからそう思うのだろう、と思った私は、とりあえず物件を見てみよう!となったのです。

 

いくつか物件を見に行ったのですが、やっぱりフィーリングに合いませんでした。担当の方との会話も、私にとってどうでもいいことばかり話されて……。まぁ、適当に当たり障りなく会話をしましたけども。

 

物件を見ている最中、「この時期は、早めに仮押さえをした方がいいですよ」という言葉を、幾度となく担当の方から伝えていただきました。仮押さえというのは、契約する前の段階という感じです。仮押さえという言葉でどういうことなのか、大体想像がつくかと思います。仮押さえをしておけば、誰かが仮押さえしている物件のことを気になっても、契約されることはないのです。私が物件を探していた時期は、本当にポンポーンと契約されていく時期――年度末近く――でした。そのため、「まぁ、年度末だからな」と担当の方の言葉を受け入れてはいました。

 

しかーし、会話の節々でなんだかさり気なーく契約に繋げようと誘導されてる感じがしたし、見に行った物件のデメリットを全く言わないんですよ。メリットばかり言うんです。そのメリットも、客観的な視点からのものではなく、担当の方の主観によることばかりで、「あなたの意見は、聞いてないんですけど?」と生意気にも思ってしまいました。そして、嫌だな……というモヤモヤが生まれたのです。

 

見に行った物件はもちろん、私の希望に合う条件を考慮して見つけていただいたので、なんだか素敵!と思う物件はありました。しかし、素敵だと思った物件でも、気になる点――キッチンの近くに冷蔵庫を置けない、収納スペースが少ない、など――はあるのです。その点を我慢して契約するかしないかは、本当に自分次第。私は結局、契約どころか仮押さえすらしませんでした。

 

物件の資料を見ただけでは、分からないことはたくさんあります。遠方に引っ越す場合は、実際に物件を見に行くことは難しいかもしれません。しかし、物件を見に行くことが可能な距離にいるのなら、自分の目で物件を確かめた方がいいと思います。

 

今回、実際に物件を見に行ったことで、歩く度に床が軋むとか水回りが何故か臭うとか、紙やネットの資料だけでは分からない情報を得ることが出来ました。そして、実際に物件を見に行くことで、物件の周りの環境も物件と併せてチェック出来るのはいいことだと思います。ただし、内覧は日中に行うことが多く、夜間の環境は知り得ることは難しいです。内覧後、あるいは内覧前の夜間に、物件近くの様子を見た方がいいと思います。何故なら、日中と夜間では受ける印象は違うし、安心して仕事や学校から帰宅できるかどうかは大事だからです。特に、女性は夜間に歩いても大丈夫かどうかは、大事なポイントの一つだと思います。